タイムズカーシェアは他の利用者と文字通り車をシェアしながら使用するサービスです。
となると、何らかの事情で前の利用者が車両を返却できない場合、自分が予約していた車両を使えない、なんてことも本当にごくまれにですがあります。
自分がもし「予約したはずの車がない!!」というトラブルに遭遇したとき、タイムズはどのような対応をしてくれるのか、また、自分はどんな対処ができるのかということを解説していきます。
先に結論を言うと、
あなたが予約している車が返却されない場合は、タイムズから電話が来ます。電話が来ていない場合は、問合せ窓口にすぐに電話しましょう。
近くに空き車両があればそちらに予約変更するよう案内があります。
もし空き車両がなければアウトです。
本当に困っている場合は、最短3分で会員登録できるdカーシェアに登録して、近くの車両を借りるしかないです。
こればかりは仕方がありません。
タイムズカーシェアで予約したはずの車がない時はどんなケース?
大きなくくりで言えば。前の人が時間までに車両返却できなかった場合です。
・無断での時間超過
・急な予約延長
・車両が事故に遭って使えなくなってしまった
・車内が汚れてしまい清掃が入って使えなくなった
などがあるでしょう。
マナー違反お場合もあれば、不慮の事故の場合もあるので可能性をゼロにすることは難しいですね。
車がないときのタイムズ側の対応は?代替車はあるの?
予約したはずの車を用意できないとき、タイムズはどんな対応をしてくれるのでしょうか。
1番一般的な対応は、代わりの車に予約変更する、というものです。
ただし、タイムズがいつもバックアップ用の車を確保しているわけではなく、近隣で空きがあれば案内してくれるくらいです。
タイムズの規約・約款でどうなっているか解説!
タイムズの対応がいくら悪くても、僕らは規約・約款に同意して利用しているので、そこで予約した車がない場合にどうなるか書いてあれば、従わざるを得ません。
しっかりとどういう対応になるのか認識しておくことが大事です。
タイムズの貸渡約款を確認してきました。
第3章 貸渡契約
第8条 (貸渡)
2. 当社は、会員が予約したカーシェアリング車両の貸渡しを保証するものではなく、天災、事故、盗難、車両の故障・不具合、他の会員による返還遅延、固定電話・携帯電話・インターネット接続等の電気通信事業における通信障害、本サービスの運営に供されるシステムの故障又は不具合、その他の事由により、予約されたカーシェアリング車両を会員に貸し渡すことができない場合又は貸し渡すことが客観的に適切ではないと判断される場合において、他のカーシェアリング車両を代わりに貸し渡すことができないとき、又は当社が案内した他のカーシェアリング車両の借受を会員が承認しないときは、当該予約は解除されたものとみなされます。また、第6条第1項の会員資格の停止、取消事由に該当する場合も、当社は予約を取り消すことができます。なお、これにより会員に生ずる損害について、当社は賠償責任を負わないものとします。
3. 前項の事由によりカーシェアリング車両を会員に貸し渡すことができない場合又は貸し渡すことが客観的に適切でないと判断される場合には、当社は、会員に対して予め定めた方法に従い速やかに通知するものとします。
ポイントは、
- 予約しても車を貸すことを保証しているわけではない
- もし予約した車を貸せない状況になったらすぐに通知してくれる
- タイムズが他の車両を用意・提案できないときや、提案した車を拒否した場合は予約は無かったことになる
- 最終的には、借りれなくて利用者側に損害があってもタイムズは責任を負わない
というところです。
他の車両を使えるよう手配したり、頑張ってはくれるけど限界はあって、もし借りれない場合はごめんね、ということです。
それを利用者側は「ふざけるな!」と言うことができないようにルールが定められています。
もしこのような事態が起こったときも冷静に対処したい場合は、予め他のカーシェア事業者にも登録しておいて、予約した車がないときにサッと他のカーシェアで予約をすることができればベストですね。
とりあえず入会金や年会費が無料で、タイムズの次に広い範囲で展開している「dカーシェア」にも登録しておくことを当サイトではおすすめしています。
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