日々の生活を便利にしてくれるカーシェアリングですが、使っているとトラブルが起こることもあります。
駐車時などに軽くこすった傷がついてしまったり、道路のガードレースや電柱にぶつけたり、時には民家の壁にちょっとだけ触れてしまい擦り傷が付いたり・・・・
自分の車ならともかく、カーシェアリングの車両だと対応に困ってしまいますよね。
「軽い傷だからばれないかな・・・?」
「実際どう対処するのが正解なんだろう・・・?」
「報告してペナルティになったり、逆に報告しなくてトラブルになることもあるのかな・・・?」
自損事故などのトラブル時にはそんな疑問が渦巻くはずです。
この記事では、
・擦った傷はバレるのかバレないのか
・報告する、報告しない、どっちがいいのか
・タイムズカーシェアでこすった時の注意点
をお伝えします。
まず結論から言うと、
「車両のこすった傷」程度なら、バレない可能性もあります。
ただ当サイトでは、
ばれないと思っても、警察やサポートデスクに連絡する
ことをおすすめしています。
「カーシェアの先生だから立場上そう言ってるんじゃないか」
と思うかもしれませんが、それだけではありません。
実際、あとから事故が発覚した場合のリスクが大きすぎるんですよね。
あ、事故というのは軽くこすったことも含めて、ですよ。
カーシェアの規約を踏まえると、事故時に連絡せずあとから発覚した場合、
・保険が適用されずに高額な賠償請求が来る
・強制退会、無期限の入会停止
というリスクがあります。
タイムズカーシェアだったら、利用する際に任意で加入できる保険に入っていれば車両の補償料金も発生しないので、
隠すデメリットが、隠すメリットをはるかに上回ってしまいます。
もし今こすってしまったのなら、以下のように対応しましょう。
カーシェアのサービスが推奨している順番です。
- まずは車を安全な場所に移動する
- 救護すべき人がいればその対応をする
- 警察に連絡する
- サポートデスクに連絡する
車両に傷をつけた場合どうなるのか、また事故に遭ったときの対処方法についても以下でお伝えしていきます。
目次
車に傷がついた場合はノンオペレーションチャージ(NOC)を払うことになる
ノンオペレーションチャージ(NOC)とは?
事故のせいで車両の修理(もしくは汚れなどによる清掃)が必要になると、その間はカーシェア業者の事業に支障をきたすことになりますよね。
本当だったら次の人がその車を予約していたかもしれませんから。
事故を起こした場合は、その埋め合わせとしてお金を払う取り決めになっており、それをノンオペレーションチャージと言います。
車両を自分で運転できる状態かどうかで金額は変わり、
自走可能:2万円
自走不可:5万円
という金額になっています。
NOCを免除する方法
これを見ると、補償はついていてもNOCが高いなと思うかもしれません。ただ、NOCを免除する方法もあるのでご紹介します。
タイムズカープラスの場合は、「TCP安心補償サービス」に300円で加入することができ、その場合は事故時のNOCに関して免除となります。
また、事故以外にも、
- タイヤのパンク
- バッテリー上がり
- キーのインロック
- ガス欠
- レッカー移動代金
も免除の対象となります。
これだけ詰め込んで300円なので、安心してカーシェアを利用したい人は必ず加入しておきましょう。
カーシェア予約時に加入している方がほとんどだと思います。
こすって傷をつけたレベルの場合
各サービスによって料金は変動してきますが、タイムズカープラスで自走できる状態の場合、ノンオペレーションチャージ(NOC)は2万円です。
車をぶつけて自走できないレベルの場合はNOCは5万円かかります。
もし傷つけてしまったらどう対処すればいいのか?
1.車を安全な場所に移動!その後救護すべき人がいればその対応!
まずは安全確保・人命救助を優先します。
事故が起こった場合、車は安全な場所に移動して停車しておきます。また、事故に伴ってケガ人など救護すべき人がいる場合は、次の警察への連絡などの前に救護を優先します。
2.警察に連絡!その後サポートデスクに連絡!
もし返却時までに事故に関する連絡をしなかった場合、保険や補償の適用外になり多くの金額を請求されたり、会員資格が取り消されたりということになりますので、必ずご利用時間中に連絡するようにしましょう。
以下のような場合は例としてあります(傷の大小は関係ありません)。
- 道路を走行中、他のクルマと接触した
- 駐車してある他のクルマにぶつけた
- 民家の壁に接触した・
- 自転車やバイクと接触した
- 歩行者と接触した
- 縁石に乗り上げてクルマの底をぶつけた
- ドアを開けたら隣のクルマにぶつけた など
実際に事故を起こした人の話を聞いてみると、サポートデスクの方がしっかりとガイドしてくれるとのこと。
特にモノとぶつかった場合は物損扱いにもなり、モノの所有者に保険会社が連絡したりなどもありますから、自己判断せず、しっかりと警察→サポートデスクの順番で連絡をしておきましょう。
タイムズカーシェアでこすった場合に絶対に知っておきたいこと
タイムズカーシェアで擦り傷をつけてしまった場合にはあるリスクを抱えることになります。
実は、2回目の事故を起こした時には、ノンオペレーションチャージの保証が効かないんです。
自走可能:2万円
自走不可:5万円
という金額も、予約時に300円のTCP安心補償サービスに加入しておけば払わなくて済みましたよね。
これが、2年以内に複数回の事故を起こした場合は、車両の修理代金を支払わないといけなくなるんです。
ちなみにタイムズカーシェアでの「事故」の定義は以下です。
よくある事故
・道路を走行中、他のクルマと接触した
・駐車してある他のクルマにぶつけた
・民家の壁に接触した
・自転車やバイクと接触した
・歩行者と接触した
・縁石に乗り上げてクルマの底をぶつけた
・ドアを開けたら隣のクルマにぶつけた
・接触はないが、自らの運転に起因して相手に損害を与えた(誘因事故)
…など
※傷の大小に関わらず、どのような場合でも必ずご連絡ください。
どんなに軽いものでも「事故」扱いとなります。
2年以内にこれを複数回起こしてはいけないというのって、正直難しそうですよね。
なので当サイトでは、一度事故を起こしてしまった場合は別のカーシェアに登録することをおすすめしています。
タイムズカーシェアから乗り換えるなら、dカーシェアが一番良いと思います。
- カーシェアが使える地域は、タイムズに次いで2位
- 入会金、月会費無料で使える
- タイムズカーシェアのように2回目以降のペナルティが存在しない
というところがポイントです。
タイムズで事故を起こしても使い続ける場合は次の事故におびえながら使うことになるのは嫌ですよね。
dカーシェアの登録はスマホから3分くらいで行えますし、月額料金も無料なのでとりあえず登録しておくといいと思います。
2018年の9月30日までになりますが、カーシェアなどで使えるdポイントが最大1000円相当分もらえるキャンペーン実施中!
今のうちにdカーシェアに登録しておきましょう!
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